下手なジャンル


原稿終わりません。
ひどいもんです。
黙々と作画をしていると、何故か瞑想にふけることがあります。
大袈裟ですが、単純に「自分、恋愛もの描くの下手だよなあ」としばし想うのです。
前作『undo』のひな形であるハーレクイン系ラブロマンスオフィスラブを描こうと試みたのですが、
1.ヒロインのOL、年下の部下の青年に手を出す
2.部下の青年、ゲイであった
3.詰む
で挫折しました。キャラクター設定の出だしから躓いている感満載。
ハーレクイン系ラブロマンスが駄目ならBLはどうだ!?
という、とっかかりで描き始めたのが『undo』です。
結果は、「向田邦子のドラマをコミカルにした感じ」の人間ドラマとなりました。
どうあがいても、描けないもんは描けないのです。
BLとしては破綻した『undo』ですが、おかげで読者層は男女半々という統計です。
性別問わず読める漫画を描ける……ということを自信として、恋愛ものはどへたくそだ……と諦め、今日も黙々と『續・潮風よ、縁があったらまた逢おう』の原稿を描き続けます。

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