Gift illustration


嬉しいご縁を頂きまして、秀嗣さんに拙作『undo』のイラストを描いて頂きました。
自分ではモノクロでしか描けなかった(←いや、現在進行形か…)彼らをPOPで鮮やかに彩って下さいました。
様々な差分バージョンも頂きましたので、一挙に公開です。


トリックスターのコメディエンヌ鴨志田
鴨志田がいなければ、物語は展開しません。



テキストなしバージョンです。
ポップアートな感じでかっこいい!



彼女は「空気読まない」ではなく「空気壊す」性質です。
目の前で男の子(鷺沢)が泣き出したら、中島みゆきの『ファイト!』の替え歌を歌って、余計にさらに泣かす……などなど。
この破壊力高いフェイント攻撃が、下手すりゃ物語の整合性も壊しかねないので、後半は少し引っ込んでもらいました。


「鴨志田被害者の会」のみなさん
オフィスでは、鷹野VS鴨志田の不毛な仁義なきバトルが常です。
鴨志田のフェイントに対し、したたかにカウンターをかます男性たち。
そういえば『水曜どうでしょう』ネタも何気に入れていたのも、思い出しました。
メンタルよわよわの鷺沢は、どうでしょうファンである……というのも設定に盛り込んでいました。
鴨志田をカブトムシ呼ばわりするのは、実はその設定の名残です。


前髪ぱっつんメガネの先輩
サブカルテイストなファッションにニヤニヤしちゃいます。
鷹野と鷺沢のツッコミが追いつかない時の、最終兵器でした。
彼みたいな雰囲気の人、必ず職場にいたよなァ~
なーんて思いながら、セリフを入れていました。

20代のメンタルやられてダメダメな自分や、身内や幼馴染、育った故郷がひどく煩わしいと思っていた執筆当時の自分。
そんな葛藤を一つの作品として漫画にして、こうして読んでくださった秀嗣さんの手で、また新たなイラストとして生まれて「やっぱり漫画描くのはやめられないぜ」なんて感慨深く思っております。

\(´ω` )/››‹‹\(  ´)/›› ‹‹\( ´ω`)/

拙作の漫画についてはこちらの記事にでろでろ書いています。

2件のコメント

  1. 鴨志田被害者の会…ww
    わー!裏話&オモシロ設定が満載!
    嬉しいコメントもたくさん。゚(゚´///`゚)゚。響子さんのブログに飾って頂けるなんて光栄です…!
    メンタルよわよわな鷺沢はどうでしょうファン……www人間味溢れる設定ですねw

    サブカルテイストな眼鏡先輩も(蛍光カラーで配色したらあんな有り様に)受け入れて頂けて嬉しいです…!
    眼鏡先輩は何気に一番の常識人だと思っています(^^;)心の中では色々ツッコミ入れてたり笑
    茶子たんに「君は誤解を招きやすいから言葉選びは慎重に~」云々助言もしてくれたりして(それで彼女に伝わるわけもないのですけど)彼はとてもマトモですよね(゚∀゚)

    創作物って、その時の心境だったりメンタルだったり…葛藤もありますし、影響も受けやすいですよね。描き続けるのは大変なことなので、形にできたときは本当に嬉しくなります。

    数年越しの出会いとなってしまいましたが、私は響子さんの作品を手に取ることが出来て良かったです(*´∀`)
    ありがとうございました!

  2. 秀嗣さん、コメントありがとうございます・:*+.\(( °ω° ))/.:+

    秀嗣さんの美しいイラストで、ブログの鮮やかさUPでございます……!
    キャラ設定はプロットやネームの最中にいろいろ盛り込みますが、ストーリーに反映されるかどうかは全くの未知数で不確定なんですよ。
    なので、ボツネタが腐るほどあります(笑)

    秀嗣さんのカラーリングで、メガネ先輩は下北沢や高円寺あたりをホームグラウンドにしているのでは……と新たなイメージが膨らみます。
    メガネ先輩、確かに唯一の常識人ですね。
    作中の「常識の最後の砦」といいますか。
    ボケ要員しかいない中で、たった1人のマトモな人(^◇^;)

    漫画や創作って、その時の心境が否応なくベロンと現れますねぇ……。
    演出や展開を理論的に頭でこねくり回しても、やっぱり出ちゃいます。
    恥ずかしいような、こそばゆいような。

    自分の作品を秀嗣さんにお迎えいただけて、わたくしも嬉しい限りです(*´ω`*)
    こちらこそ、素敵なイラストをありがとうございました!!

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