漫画のテンポとコマふり


原稿が進まないので、拙作漫画のネームについてダラダラと語ります。
比較的評価されているテンポとコマ振りについてです。
あくまで、わたし個人に限った話です。
備忘録的メモを踏まえて書いていきます。

【テンポについて】
これは幼いころギャグ漫画ばかり読んできた集大成だと思っています。
フリがあれば必ずオチが来る、ボケがあればツッコミが来る…というものが叩き込まれているのです。
幼少期(6歳から10歳くらいまで)愛読していた漫画は『あさりちゃん』『らんま1/2』『うる星やつら』、いきなり飛んで父からパクった『風の谷のナウシカ』、学校の図書室にあったバンド・デシネ『タンタンの冒険』、ピアノ教室では待ち時間に『じゃりン子チエ』をひたすら読んでいました。
その代わりに『りぼん』を代表とする少女漫画は全く読めないタイプでした。
内容が頭に入ってこない、理解出来ないのが主な理由です。これは後に書くコマ振りにも続きます。
(例外的に『こいつら100%伝説』は除く)
特に9歳の頃は、先に適当なコマを振って無理矢理キャラとセリフを入れて漫画を描くという荒業をよくやっていました。
フリやボケを描いて、無理矢理オチとツッコミを入れます。
テーマや中身は何もありませんが、それだけでどうにかなりました。
この荒業は今でも出来なくもないのですが、進んでやりたいとは思いません。

【コマ振りについて】
少年、少女漫画にる立ちコマ、少女漫画にある花の背景は、わたしはあまり好みません。
理由は先の内容が頭に入ってこない、理解出来ないからです。
テレビアニメっ子だったため、映像ありきで少女漫画にあるような、いきなり背景が変わる心理描写に頭がついていけないからです。
心理描写が理解できるようになるのは、11歳から12歳ぐらいからだったような。
『ママレード・ボーイ』や『天使なんかじゃない』は頭に入らないけど『ナウシカ』や『タンタン』、『じゃりン子チエ』は理解できる幼児だったので、その流れのまま大人になりました。
幼少期の自分が理解出来るコマ振りになっています。
少女漫画は読めないけど青年漫画やバンド・デシネを読める幼児だったので、仕方がない。
少年漫画にもあまり触れる機会が無かったので、見せ場のカッコイイカットは描けません。
というか、カメラワークが解っていません。
淡々とチンタラしている作風はそれが原因です。
しかも大ゴマでやたら描き込んで誤魔化す手法を覚えたので、尚更タチが悪い。

とまあ、まとまっているだがいないんだかわからないハシリメモですが、今度更新するときはもっとマトモな進捗状況を書きたいもんです。

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